6月11日、ブライアンウィルソンが亡くなった。
自分にとってのアイドルであり、特に若いころ、いや若くない今にいたるまで心の支えであった。
わたしだけではなく、本当に多くの人が彼の音楽を支えに生き延びてきた。
彼が曲を書き、プロデュースをしたペットサウンズは自分にとって何にもかえがたいものだ。
これしか聴かない(聴けない)ような時期もあったし、多くの人の命綱だったのではないか。
久しぶり(10日くらいぶり)に聞いてみると、ブライアンウィルソンはこのころから死の側から、どこか世界の外側から世の中を見ていたのかも知れないなんて思った。
ペットサウンズを聴きながら人生の様々なステージでくりかえし泣いたが、最近はさすがに泣かない。
幸いにして何かが鈍くなったのかも。
それより最近は Love And Mercyの歌詞にしびれる。
こういう時代だからこそかもしれない。
ごくろう様でした。