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しごとの時、普段よくきく曲

仕事中よくきく、テーマ曲のようなのが10ccのThe Wall Street Shuffle。

アートロックというのだろうか。(Wikipediaではソフトロックくくりだった)。ひねた歌詞、ひねた曲調が特徴でポップのフォーマットを逸脱し続けるのが特徴だ。逸脱というより、コラージュという方が正確かも。ポップなのに曲の展開が意外でどこに着地するのか分からない。
ビートルズやビーチボーイズをミキサーにかけてごちゃ混ぜにした感じ。
リアルタイムではないが中学生のころラジオできいて好きになった。地元に輸入CDショップがあってわざわざ取り寄せたのを覚えている。
歌詞は「文学的」で批評があり、たぶん文学を意識したはじめがこの曲だと思う。拝金主義へのアイロニーだが、中学生にもアイロニーだと分かった。

10ccはどちかというとロマンティックな I’m Not In Loveが有名

だがアルバム単位できいていくと、ロマンティックな曲は少なく、皮肉ぽいものが多い。 I’m Not In Loveは「恋なんてしてないよ!」的なひね方をしているが結局はとんでもなく甘やかだ。多重録音の霧のようなコーラスが印象的。

Rubber Bullets。I’m Not In Loveもいいがこういう曲の方が好み。

短歌はあいかわらず具体をきらう気持ちに抗えない。川といったら川で〇〇川では嫌だし、しかし〇〇川でなくては伝わらない場合も多い。

具体が詠めない

短歌の作法として具体を入れるように教わった。具体的に、詠みたいけしきが伝わるように。
ここ数年それを排除したい気持ちが強くて難儀している。具体がないとどの歌も似てくるし、何より読み手に伝わりにくい。
そんな事は分かっているのだが、厭う気持ちがつよすぎて排除の方に気持ちがむく。

例えばひとくちに雲といっても様々な種類があるけど雲としか表現したくない。綿雲ですら嫌で、いわし雲というのはもってのほか。これでは伝わらない。

新しいアプリケーション

使ったことがないアプリケーションをいじっている。
使い慣れていないアプリに没頭、苦闘していると悪夢のなかにいるようだ。
SUPERCARは引き続きよく聴く。
なぜリアルタイムで避けてしまったのか悔やまれる。
同じようにリアルタイムで避けたことで悔やむのはエウレカセブン

SUPERCAR

SUPERCARを最近きいている。
テクノがあんまり好きではないのとどこかスカした印象(思い込み)があったのでリアルタイムではスルーしてしまった。
SUPERCARよりもどこかダサさがあるくるりを選んでいた。
SUPERCARのLuckyという曲は「わたし!」という語からはじまって驚く。初期のシューゲイザー的な音のころが好み。

「わたし!」に自意識のひりついた痛みを感じる。男性ボーカルで「ぼくは!」ならどうだったかなどと考えてしまう。

とがった音像なのに歌詞が甘いのがいい。

最愛

自宅で過ごす時間が多少ふえて普段みないドラマを見たりしている。
去年TBS放送した「最愛」というドラマが良すぎた。最初はよくあるサスペンスものという感じで気楽に見ていたのだが。
脚本は奥寺佐渡子という岩手県出身の方。
才能ある方々が集まってひとつの作品を作るという行為そのものに感動する。

連作を作っている

短歌の連作を作っている。
具体を入れるのを厭う気持ちが年々つよくなり、イメージを結びにくいものばかりできる。よくない傾向と思いつつも自身の生理には逆らえないし、逆らって書くほどの動機もない。

拾遺2021年3月ごろ

骨組みを屈みこませて服をぬぐかたちがまるで鏡のようで

鉄錆の匂いしみつくてのひらを開けばふかい闇が閉ざした

おすすめのご飯屋さんで向かいあいまばゆいひかり食むみたく話す

合金を心のおもてに編み込んできらめくような表情をする

 

最近のこと

ここ数年のやり方に加えて、実生活をことこまかに詠むというのをやっている。
これでもかというくらいに具体的にこちらはやってみたい。
このやり方で結構失敗するが、失敗するのが自身の役割な気もしている。